子供の身長を伸ばす栄養素で真っ先に思い浮かぶのは「カルシウム」ですね!
昔から言われてます。
「カルシウム」=骨の材料=骨の成長・強化=身長が伸びる
と言う考えは鉄則です。
もちろん、この考えは間違いないですがもう少し具体的にカルシウムの必要性を調べてみましょう♪
目次
カルシウムの役割
まず、カルシウムは「機能カルシウム」と「貯蔵カルシウム」と2種類あります。
では、それぞれどんな働きをするのでしょうか?
機能カルシウム
人間の血液や神経、筋肉の中にあり、カルシウムのうちの約1%と割合ではとても少ないですが、心臓や脳の働きを調整する役割があります。
貯蔵カルシウム
残りの約99%はこちらの貯蔵カルシウムになります。
まず貯蔵カルシウムは骨や歯に蓄積されていてます。
そして、機能カルシウムで必要な血液中のカルシウムが不足すると貯蔵カルシウムから送り出す仕組みになっているのです。
なので、普段から意識的にカルシウム摂取をして貯蔵することが大切になります。
しかも!カルシウムを貯蔵できるのは高校生までなのです!!!!!
この時期にいかに貯蔵できるかで将来の骨密度が変わってきます。
なので、昔から子供にカルシウムを摂取するようにうるさく言うのはわかりますね。
1日に必要な「カルシウム」の量
歳 | 男の子 | 女の子 |
1~2 | 450mg | 400mg |
3~5 | 600mg | 550mg |
6~7 | 600mg | 550mg |
8~9 | 650mg | 750mg |
10~11 | 700mg | 750mg |
12~14 | 1000mg | 800mg |
15~17 | 800mg | 650mg |
「カルシウム」の多い食ベ物!簡単に摂取できるもの!
カルシウムは、主に乳製品、骨ごと食べる魚や殻を食べるエビ、海藻、大豆製品などに多く含まれています。
第1位:桜エビ・干しエビ
ダントツです!【「マグネシウム」の多い食べ物】のページでも紹介しましたが、「カルシウム」の量も半端ないです!
炒め物に加えたり、お好み焼き・焼きそばにいつも入れてます♪
第2位:パルメザンチーズ(粉チーズ)
カルシウムは乳製品、特にチーズ類に多く含まれてます。
が!チーズを摂取する際に気を付けることがあります。
チーズは「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」があるのはご存知ですか?
ナチュラルチーズは名前の通り自然なチーズで原材料は生乳と食塩です。
で、プロセスチーズはと言うと、添加物として乳化剤が含まれているのです。
実はその乳化剤はカルシウムの吸収を妨げる「リン酸」なのです・・・
チーズはカルシウムたっぷり!だからと言ってプロセスチーズばかり食べていたら意味がないのです。
パルメザンチーズ(粉チーズ)は「ナチュラルチーズ」なので大丈夫ですね!
パスタはもちろん、結構他にも使えます!
例えば、多めのオリーブオイルで野菜を焼いて、お醤油や塩コショウで味付けした後に粉チーズを振りかけます!
野菜はジャガイモ・なすなど何でもOKです。
ハンバーグなどのお肉料理に振りかければ粉チーズのコクが出ておいしくなります♪
第3位:ひじき
海藻類も比較的にカルシウムが多いですね。
中でもひじき!です。
ひじきと言えば煮物ですね。
一緒に油揚げや大豆を入れれば、さらに「カルシウム」の量がUPします♪
作るのが面倒な人はスーパーのお総菜コーナーやコンビニなど、どこにでも売ってますし簡単に摂取しやすいですね。
他にもひじきのふりかけもあります!ご飯に振りかけるだけですし、おにぎりにも使えます!
「カルシウム」のまとめ
「カルシウム」は子供の身長を伸ばすのに重要な栄養素だということが改めて分かりました!
で、ここが重要!
「カルシウム」は高校生まで貯蔵できる!
ので、それまでにいかに摂取して、吸収して、貯蔵するかにかかってます!
カルシウムの吸収を助けるマグネシウムの重要性にも書いてありますが、マグネシウムと一緒に摂取すると相乗効果で「カルシウム」の吸収率がUPします!
うまく「マグネシウム」と「カルシウム」を一緒に摂取して、どんどんカルシウムを貯蔵して、ぐんぐん身長を伸ばしていきましょう!