コラーゲンと聞いて、真っ先に思い浮かべるのは、やはりお肌に良い!ことですね。
シワやたるみ、乾燥予防などの美肌効果だと思います。
その他にも、老眼予防、心筋梗塞や脳梗塞の予防などの効果もあるといわれています。
そしてそして、身長を伸ばす効果もある!と言うこともよく耳にします。
では、本当に身長を伸ばす効果があるのか?ちょっと見てみましょう!
目次
コラーゲンって?
まずは、wikipedia(ウィキペディア)から引用させていただき、コラーゲンの説明をご覧ください。
コラーゲン(ドイツ語: Kollagen、英語: collagen)は、主に脊椎動物の真皮、靱帯、腱、骨、軟骨などを構成するタンパク質のひとつ。多細胞動物の細胞外基質(細胞外マトリクス)の主成分である。体内に存在しているコラーゲンの総量は、ヒトでは、全タンパク質のほぼ30%を占める程多い。また、コラーゲンは体内で働くだけでなく人間生活に様々に利用されている。ゼラチンはコラーゲンを変性させたものであり、食品、化粧品、医薬品など様々に用いられている。
そうなんです!コラーゲンは「タンパク質!」なんです!
タンパク質は、身長を伸ばすのに欠かせない栄養分です!
なので、コラーゲンを摂取すると身長が伸びると言われているんですね。
コラーゲンの効果
骨の70%程度はカルシウムやリンなどのミネラル成分で、20%はコラーゲンなのです!
で!実はこの数字は重さの比率で、体積だとミネラル50%、コラーゲン50%、でほぼ同量なのです。
骨=カルシムってイメージがありますが、実はコラーゲンってこんなにもあるんですね~
では、コラーゲンの効果を具体的に見てみましょう♪
骨をしなやかにする
骨の弾力性を作るのに必要な成分です。
骨の内部にコラーゲン線維があることで、骨への衝撃を和らげてくれます。
骨折を防止するなどクッションの役割があり骨を守ってくれるのです。
骨を固く丈夫にする
コラーゲンの繊維が網の目のように張りめぐり、その中にカルシウムなどのミネラルがしっかり骨に結びつくと言う仕組みなのです。
分かりやすく言うと、
コラーゲンが鉄筋でカルシウムなどのミネラルが鉄筋コンクリートです。
コラーゲン=骨の骨組み(笑)なのです!
骨組みがしっかりしていれば、丈夫な骨になりますね!
骨の成長を促す
骨は毎日に生まれ変わります。
古くなった骨を壊す破骨細胞と、新しい骨を作る骨芽細胞により、約10年で骨が入れ替わると言われています。
そして、コラーゲンには破骨細胞と骨芽細胞を活性化する働きがあるので、骨の成長を促す働きがあるのです。
軟骨を形成する
成長期にしかない軟骨の骨端線が成長して、骨が伸び、身長が伸びていきます。
そして、コラーゲンが軟骨の主成分なので、コラーゲンを摂取することにより軟骨がしっかりと形成され、身長が伸びやすくなるのです。
コラーゲンを豊富に含む食品
動物性食品
豚足、鶏の皮、手羽先、軟骨、牛スジ、牛テール、豚バラ肉など
海洋性食品
スッポン、フカヒレ、エイヒレ、魚の皮、うなぎ、なまこ、カレイ、エビ、くらげなど
その他の食品
ゼラチン、ゼリー、プリン、杏仁豆腐など
高級食材が多いですが、摂取しやすい食品は豚バラや手羽先、ゼラチン系のデザートですね。
コラーゲンの吸収をUP
コラーゲンの合成にはビタミンCが欠かせません!
ビタミンCはコラーゲンを生成する役割があります。
ビタミンCが欠乏すると、コラーゲンの生成量が低下し、骨の成長にはつながりません。
さらに骨がもろくなってしまうのです。
なので、コラーゲンとビタミンCはセットで考えた方が良いですね!
せっかく意識してコラーゲンを摂取しても吸収されなかったらもったいないですね。
まとめ
コラーゲンは身長が伸びるのに欠かせない成分だと言うことがわかりますね。
そして、コラーゲンだけでなく、コラーゲンを生成する役割のビタミンCも一緒に摂取することが重要です。
ゼラチンはコラーゲンそのものなので、子供が大好きなゼリーやグミ、マシュマロなどをおやつに取り入れればバッチリですね!